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木場駅大規模改良工事

日本の地下鉄では初めてのシールドトンネル構造を持つ木場駅。改札口がある両端部が開削工法で建設された以外はシールドトンネル構造でありホーム間の行き来ができない構造でした。一方木場駅は、深川ギャザリアなどの開発が進み、利用者が増加傾向にあり、手狭になりつつあります。そこでA線・B線ホーム間にある空間を新たに構築し、さらにコンコース~ホーム間の経路を増やすことによって旅客流動を分散させて混雑緩和を狙っています。

なおシールドトンネルの地下駅において、列車を運行しながら既存のシールドトンネルを解体して新たな空間を構築する工事は世界でも前例がなく、各界から注目を集めています。

木場駅ホームの様子。改札口へつながる階段・エスカレーターがある両端部を除き、A線・B線間のホームの行き来はできない。

今回の工事では、地上から掘削し、既存のシールドトンネルを解体し壁となっているスペースに空間を生み出す。工事が完成したあかつきには、閉塞感のある雰囲気から一転して開放感のある駅に生まれ変わるだろう。

※東京メトロHPより引用

P1080843.JPG

2019年4月現在の駅地上部。現状では永代通りの上り線を一部潰して工事用地に充てているが、思ったほど大規模な交通規制はされていない。今後​より大規模なものになっていくだろう。

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