久しぶりの終電観測
- Yukinori Minami
- 2017年8月21日
- 読了時間: 3分
皆さんこんにちは。みなみゆきのりです。
先日久しぶりに終電観測を撮影してきました。場所は…りんかい線大崎駅!

なかなかお目にかかれない東京テレポート行です。りんかい線が開業したとき、当時は「臨海副都心線」と称していましたが、その頃は新木場~東京テレポート間だけでしたね。TWR70-000系が4両編成でピストン運行をしていました。もともと未成となった貨物線である「東京外環状線」の遺構を利用して開業した路線ですが、東京テレポート~大崎間は新規に建設されて開業しています。なぜ今でも東京テレポート行の設定があるのかと言えば、車庫に入庫する都合なんです。といってもりんかい線の車庫はお台場にはなく、東京港を水底トンネルで潜り抜けた対岸の品川区八潮にあります。場所で言うと、東京貨物ターミナル駅の脇にあります。東京テレポート~天王洲アイル間に分岐点が存在し、そこで車庫方面と大崎方面に分かれています。
さっき「東京テレポート~大崎間は新規に建設されて」なんて書きましたが、正確にはこの分岐点から大崎の間が新規に建設された区間で、新木場~分岐点~車庫の間が「東京外環状線」として建設された部分になります。現状ではりんかい線の車庫と東京貨物ターミナル駅は接続していませんが、線路さえ敷けば容易に接続できるようになっています。これを利用した羽田空港アクセス鉄道の構想が報じられたことは記憶に新しいですね。東京貨物ターミナルから川崎貨物駅にかけて、貨物線は天空橋駅の直下を通過していて、この付近から羽田空港のターミナル直下へ線路を伸ばそう、というものです。
余談が長くなってしまいましたが、「りんかい線大崎駅」と銘打っているものの、山手線のシーンもかなりの割合を占めていたり…むしろひっきりなしに電車が発着する山手線の方がメインになっている気がしなくもない内容になっています。しかも「ホームの階段を閉鎖してから終電を発車させる」そうで、新木場行最終はこ線橋からの撮影、東京テレポート行最終はそもそもホームで撮影ができないという制約が…品川駅の話になってしまいますが、昔は臨時ホームに出入り自由だったんですけどね。昨今の社会情勢を鑑みて、テロ対策とか防犯上の名目で規制される傾向のようです。仕方ないことですが、一趣味者としてはやるせない感があります。
なお今回は新宿で映画オールして夜を明かすスケジュールのため、山手線池袋行最終で新宿に向かいました。そのため、内回り最終まで撮影はしていませんのでご了承を。ちなみに何を見たかというと、実写版「銀魂」。漸く見ることができました。この手のものは酷い出来栄えのことが多いですが、今回は改変があるとはいえ、原作に概ね忠実なので違和感なく見ることができました。特に神楽役の橋本環奈の吹っ切れ具合は見ものですよ。まだご覧でない方はぜひ。
「終電観測@りんかい線大崎駅」はできる限り8月中の公開を予定しています。