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エアポート成田廃止

  • 執筆者の写真: Yukinori Minami
    Yukinori Minami
  • 2018年3月17日
  • 読了時間: 2分

皆さんこんにちは。みなみゆきのりです。

遂に2018年のJRダイヤ改正を迎えました!中央線ではE351系や189系の引退、小田急では複々線完成による白紙改正など大きな話題がてんこ盛りだった今回の改正ですが、千葉県民としては、なによりも1991年の成田空港乗り入れ以来親しまれてきた「エアポート成田」の愛称が消滅したことに注目せざるを得ません。成田エクスプレスとの差別化を明確にする目的で愛称消滅となったわけですが、エアポート成田の名称は大船・東京~成田空港間で運転されていた特別快速の愛称に端を発し、特別快速廃止後も成田空港発着の快速電車に対する愛称として親しまれてきました。


しかし、2000年代初頭に上り列車での愛称を廃し、以降は下り列車のみに対する愛称となりました。愛称付きとはいえ、他の快速電車と停車駅の差があるわけでもなく、逆に特別料金が必要な列車なのかと誤解する人が増え、また増加し続ける外国人観光客を徒らに混乱させるとの理由で今回のダイヤ改正で廃止となった次第です。

かつて、快速電車は千葉以東では東千葉に加え、物井と酒々井を通過していました。また特別快速は、東京を発車すると錦糸町・船橋・津田沼・千葉・成田のみに停車し、特急停車駅である佐倉すら通過する俊足振りでした。今では隔世の感がありますね。

改正後は、快速成田空港行として運転され、行先表示も「成田空港」のみの表示となります。これにより、E217系の前面種別幕で日常的にみられる表示は「横須賀線-総武線」、「回送」、「通勤快速」のみになります。

なお千葉地区ではエアポート成田愛称廃止のほか、房総特急の全列車に普通車指定席が最低1両設定されるようになりました。着席保証をより確実なものにするためなようですが、どれだけの乗車率なのか見ものですね。また4月からは「B.B.BASE」が新たに津田沼・千葉駅での乗降が可能となるほか、片道利用も認められるようになります。旅行商品としてのみ発売なのは相も変わらずですが、日帰り利用の前日申込みも受け付けるなど、利用のハードルが下がった「B.B.BASE」。今後の利用動向に注目したいですね。ちなみに「B.B.BASE」は輪行が必須でなないので、自転車が無くても利用できるようです。またママチャリ等非対応の自転車もあるので、ご利用の際は予めご確認を。


 
 
 

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